この記事の内容にはネタバレを含みます。
ネタバレしたくない方はブラウザバックでお戻りください。
【転スラ】漫画100話『和解と協定2』のネタバレ解説
大会議室で会議
今後の魔国連邦(テンペスト)と神聖法皇国ルベリオスとの関係をどうするのかを相談の上取り決める為の会議が開かれる。
会議の参加者
魔国連邦(テンペスト)
リムル、シオン、リグルドとベニマル。それに司法、立法、行政を司る長官である、ルグルド、レグルド、ログルドの三人。部屋には一応ヴェルドラ。
神聖法皇国ルベリオス
ルミナスとルイ、そしてヒナタと隊長格の五名。レナード、アルノー、バッカス、リティス、フリッツ。
書類
先ずはお互いの認識のすり合わせが行われた。
ルミナス教の行動原理としては理解できるが、リムルはヒナタの密告があったと言っていたのが気になっていた。
情報源を見過ごすわけにはいかない、そいつはヒナタを利用し俺を殺させようと動いた者だ
リムル「それは誰からの密告だ?」
ヒナタ「東の帝国の商人よ」
それはリムルの予想外の答えだった。
魔王覇気
東の商人はダームを名乗っていた。
でもどうせ偽名・・・
ヒナタは彼らから、リムルがシズ先生を殺したと聞かされ、そして丁度イングラシア王国に滞在してると、だからあの時、リムルを始末しようと動いたと
「確かにあれは最悪のタイミングだった」
リムルの言葉にヒナタが僅かに身震いした。アルノー達聖騎士達も身を縮めている。
「威圧するのを止めよ。未熟者め」
ルミナスに指摘されて気付いたリムル。
慌てて謝罪して、会議は続行。
黒幕探し
話の繋がり、流れからリムルはクレイマンの言っていた「あの方」の正体を〝七曜〟なのでは?と口にする。
ルミナスが不機嫌そうにリムルを見た。
しかしその意見にルミナスの腹心であるルイが同意した。
〝七曜〟はルミナスの寵愛を欲していたと。
愛の接吻(ラブエナジー)
その儀式が前回行われたのが百年以上も前、最初は週に一度だったのが、どんどんとその間隔が延びていた。
「なるほどな。確かに我等は不老不死故に忘れがちになるが、あの者達は元々は人間。妾が生気(エナジー)を与えてやらねば、死ぬ事はないにしても老いてしまうのが必然か」
日曜師グラン(グランベル)
話のつじつま、動機の面で〝七曜〟が黒幕だと筋が通る。
リムルはふと
ディアブロが排除したのが3人
ルミナスが粛清したのが3人
あと1人?と一瞬焦るが
ヒナタから枢機卿が不意の一撃の霊子崩壊(ディスインテグレーション)倒したと報告を受ける。
ルミナスは「グランベルも老いたものよ、そのような罠に嵌るとは・・・」
「昔は光の勇者だった男でな、妾とも戦ったことがあるのよ」
ユウキ・カグラザカ
リムルは「けどまあ、うちとしてはこれで一安心だな。魔王クレイマン、ファルムス王国、七曜の老師達、俺達にチョッカイを出していた者達は全員滅んだ訳だし」
リグルドが頷く
リムルは続けて「情報共有が出来て良かったよ、ひがしの商人の存在に気付かなかったらユウキが黒幕化と疑うところだったよ」
するとヒナタが「ユウキが黒幕ね。絶対に違う、とは言い切れないわね」と
そしてロイを殺した中庸道化連も残ってるし、黒幕が滅んだと考えるのは早計だと。
休憩
丁度良いタイミングでシュナがコーヒーとお菓子を運んできた。
今日のメニューはスコーンとポテトフライだ。
流石はシュナ、見計らったようなタイミングだ。
百年の国交
オヤツを食べて一息吐いた。
ヒナタから「今回の件、私達の謝罪は受け入れてもらえたのよね?」
リムルはもちろんこれ以上問題にするつもりはないよ。と
するとルミナスが「駄目じゃ。妾は借りを作るのが嫌いなのじゃ。今回は明らかに此方に責がある。よって、何らかの形で賠償を行おう。手打ちはその後じゃ」
ヒナタもルミナスに追従する。
リムルは「うーん、だったらさ、俺たちの国を正式に承認して、国交を結んでくれないか?」
教義
驚くほど簡単に受諾したルミナス。
その決定に皆が驚く。
ヒナタやレナードも相互不干渉ならともかく国交樹立は教義にも影響が有ると。
しかしルミナスは「その教義も妾が定めたものではない、当時の指導者達が考えた規則でしかないのじゃ」
教義とは
それも幸福感のある人間の血の方が格段に味がよいのだとか
当時――つまりルミナス教の創始前
魔物の猛威が荒れ狂う
世界の中で人々は
生きるのに必死だった
必然的に吸血鬼族も
質の悪い生き血しか得られず
それは死活問題となっていたという
そこで新たな方針
つまり宗教を用い
信者には安寧な生活を約束する事にした
民の幸福を保つ為
聖典には
魔物から被害を
出さぬための文言が
次々と書き加えられた
我々が無辜なる民を
守ることで彼らは幸福に
生きていける
つまり教義は人心掌握の為の方便に過ぎないわけだ
相打ち
なりたちはどうあれその教義に従って生きてきたと言うレナード
信者や関連組織からの反発もある
そこでリムルは魔物に負けて国交を強いられたと解釈されない為に
「それなら俺とヒナタが相打ちだった事にしたらいいじゃん」と
そして〝七曜〟の悪だくみに気付いて、俺達は休戦協定を結んだと。
俺の正体がスライムっていうのは広まっているけど、〝異世界人〟の転生者だって情報も広めれば、ある程度は納得してもらえるんじゃないか?
手を出して来るものなんてそうそういないし、いたとしても問題ない。
そうしてこの件は、一応の落としどころを見出したのである。
【転スラ】漫画100話『和解と協定2』の感想
ほぼほぼ小説通りの伏線回といったところでしょうか。
「あのお方」はアニメでは顔出しでクレイマンを酒場で仲間に誘うシーンもありましたし、漫画も読んでる方にはユウキだと分かった上での話の作り込みですね。
はたして次回「すき焼き」は登場するのか・・・
次回も楽しみですね♪
【転スラ】漫画100話『和解と協定2』が収録されてる月間少年シリウス2022年11月号商品紹介
月刊少年シリウスは毎月26日発売
転生したらスライムだった件の他に
『転スラ日記』
『クレイマンREVENGE』
『異聞~魔国暮らしのトリニティ~』
『転ちゅら!』
も連載してます。
なので転スラファンには欠かせない月刊誌シリウスです。
【転スラ】漫画21巻の商品紹介
漫画21巻通常版
<作品内容>
再び戦いへと突入してしまったリムルとヒナタ。
ヒナタを慕う部下達もシオン達と戦闘を開始し、事態は全面戦争の様相を呈していた。
リムルが回避したかったはずのこの状況は、そのどれもが”七曜”が仕組んだもので――。
さらにその裏では、西側諸国を牛耳る大物が策謀を巡らせていた。
リムルとヒナタ、和解への道は開けるのか!?
漫画21巻限定版 魔国連邦 レジャーシート付き
【限定版グッズ】
川上泰樹描き下ろし、大人2人が座れる大きさの「魔国連邦レジャーシート」付き!
【転スラ】漫画100話『和解と協定2』の元となってる小説8巻
【転スラ】アニメを無料で楽しむ方法
転スラの漫画を読んでアニメを見返したくなった方におすすめです。
配信系
Amazonプライムビデオ アニメ放題 ABEMA FOD J:COMオンデマンド TELASA dTV Netflix バンダイチャンネル ひかりTV Hulu milplus U-NEXT など
海外サイトの閲覧には注意が必要
「anitube」「GoGoAnime」「KISS ANIME」などを始めとした海外動画サイトでの視聴は十分にお気をつけ下さい。
海外の広告が表示されることや、パソコンやスマホがウイルスに感染する可能性もございます。
安心して動画を視聴するために有名な動画配信サービスのご利用をお勧めいたします。
おすすめはU-NEXT
U-NEXT なら無料で『転スラアニメ1期・2期』が全話視聴出来ます。
- 31日間無料
- 広告・CMなし
- 全話フルで視聴できます
- 国内トップクラスの動画本数
U-NEXT なら無料のお試し期間が長いし、動画の本数も多いので『転スラ』以外のアニメも楽しめます。
もちろん無料お試し期間中に解約すれば、一切料金はかかりません!
【次回】漫画101話『和解と協定2.5』
-
【転スラ】漫画101話『和解と協定2.5』のネタバレ解説、考察、感想
この記事の内容にはネタバレを含みます。ネタバレしたくない方はブラウザバックでお戻りください。 【転スラ】漫画101話『和解と協定2.5』のネタバレ解説 用件も済んで、聖騎士達もさっさと帰還するだろうと ...
続きを見る
【前回】漫画99話『和解と協定1』
-
【転スラ】漫画99話『和解と協定1』のネタバレ解説、考察、感想
この記事の内容にはネタバレを含みます。ネタバレしたくない方はブラウザバックでお戻りください。 【転スラ】前回までのあらすじ 神ルミナスの正体は魔王ルミナスバレンタイン。聖騎士達にルミナスの正体がバレた ...
続きを見る